血液と皮膚生検の結果が明らかになった。
血液検査は薬剤リンパ球刺激試験(DLST)というものだ。
患者自身の血液リンパ球と対象薬剤のリンパ刺激性をテストする。
私は自分の体から採取された、患部皮膚と血液の精密検査から
再度『薬疹』がより詳しく確認された。
以前からいわゆる痛み止めという薬は、薬疹反応を起こしていたが
そんなに重症なものではなかった。
しかし、病気の経過と共に原因薬剤が徐々に増えていった。
今回の理解できない体調不良の原因は、『薬疹』だったのだが
その主成分が非常に一般的な アセトアミノフェン だった。
これは市販の風邪薬にも栄養剤にも含まれており、効果は『解熱』なのだが
鎮痛解熱剤とは全く違う、まして炎症を抑える消炎効果は極少しか含まれて居ない。
私は消炎鎮痛剤に薬疹反応が今まであったのだが
解熱剤に反応したことになる。
慢性疲労症候群は全身倦怠感と関節痛、そして微熱を伴う。
線維筋痛症は全身の関節痛と筋肉痛を伴う。
そして両疾患は
思考力、記憶力、集中力、筋力の低下、頭痛が明らかに共通している。
このような状況で医師は全員、私に言った。
「体調を整えて、絶対に風邪を引かない、熱を出さないように注意してね」
易感染性のこの体質で、いつ、どこで、何を感染するのかも解らず
いざ何らかのウィルスや菌に感染すれば重症化しやすい状態で、
一体どうやって防御できるのだ?
本来、熱が出るのは体に入ってきた異物と敵対するための生体反応であり
それが自然治癒力であるのに、その自然治癒力が私を攻撃し、重症する。
熱は42℃を超えると、体内細胞を破壊しだし、脳炎を起こすため命が危なくなるために、抗生物質や消炎鎮痛剤、解熱剤を使ってコントロールする。
私はこれらの薬が使えない。
病気のために病気になりやすい体で、その持病自身も治せず、治そうとし防御しようとする薬が使えないのなら
待っているのは『不明死』だけだ。
イギリスで亡くなった慢性疲労症候群の42歳女性の死亡原因は、脊髄炎だった。
アセトアミノフェン中毒症状に脊髄炎がある。
何年も前から私の首が痛いのはこれが原因なのだろうか?
左半身ばかりおかしくなったり、右半身が激痛に襲われるのは脊髄炎ではないのか?
考えても無駄だ。
原因が判ったところで薬が使えなければ治療ができない。
ましてモルヒネ類の麻酔薬にも中毒を起こすのだから、歯科治療もできない。
私が感じていた奇妙な不安感は確かなことだった。
科学的実証を目の当たりにして、受け入れがたいのは当たり前。
それは対処すれば良い『原因』がどこにも見つけられないからだ。
主治医全員が「すごく心配そうな顔」をしていたのは、これだった。
私は近いうちに死ぬのだろう。
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