慢性疲労症候群の原因には諸説あるが、私が経験したウィルス感染について書きとめよう。
3歳頃から19歳頃まで皮膚病に悩まされてきた。
それは、両脚の膝からつま先(下肢)と両腕の肘から指先(上肢)にかけて、黒紫色に勃起した発疹が無数に出来るものだ。
最初は小さな蚊や虫刺されのような赤い湿疹が一箇所に出現し、徐々に腕や足に増えていく。
そして変形をし、大きく腫れ、水ぶくれになった後、それが破れジュクジュクになり、次第にかさぶたが出来、黒斑の蓋がいつまでも消えず、剥がすと内部は膿んだようになっている。
これを何ヶ月も何年も繰り返し、季節を問わず出現し、非常に強い痒みに襲われ、皮膚科で病理検査をしても原因は判明せず、どのような塗り薬も飲み薬も効果はない。
何が原因なのか医師も判らず、蚊なのか、ノミやダニなのか、あるいは動物からの共通感染症なのか未だに解明は出来ていない。
しかし各医療機関で最近になって、 『蚊アレルギー』 が取り上げられるようになった。
私が患った肉芽腫のような湿疹は、蚊に刺されたものだと自分自身で気がついた。今でも蚊に刺されると同じように、最初に刺された部分から刺されていない部分まで何箇所も黒斑になる。
ウィキペディア 『肉芽腫』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%89%E8%8A%BD%E8%85%AB
この文中で私が思い当たるものは、ブルセラ症、猫ひっかき病、サイトメガロウィルス、EBウィルス、B型インフルエンザウィルス、ヒトプラズマ症、コクシエラ、Q熱、ペニシリン、ジアゼパム、硫酸バリウム、造影剤、脂肪肝。
次に、私は水疱瘡(水痘)に3回感染したことがある。
幼児期に一般児と同様に感染し、出産した年子の娘二人が保育園で感染し、それが私に感染し、重症薬疹を患った時に水疱瘡になった。
一般的に幼児期に何らかの感染症を受けることやワクチンによって抗体が作られ、感染を繰り返さないと言われているが、私の場合は水疱瘡に一生涯何度でも感染すると医師に言われた。
季節性の風邪症候群には殆ど感染せず、長女がA型インフルエンザに感染し看病していても私は感染しなかった。
次女は幼児期から、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)を何度も患っているが、私は発症しない。
不思議なことに母も娘も私も風邪をひくことはなく、SARSにも感染することはなかったが、何故か各々がある特定の風邪症候群の中のウィルスに何度も感染する。
私の兄は1400gの未熟児で産まれたが健康体であるのに、体力が低下していると、どのような風邪にも感染してしまい、そうなると38.5℃以上の発熱で直ぐに倒れて入院し、抵抗力がないのが特徴だ。
今回、母の自宅へ兄が帰省した際に風邪ぎみだったのだが、結局滞在中ずっと寝込んでしまい帰宅して病院へ行くと夏風邪と言われた。
兄が帰宅した翌日、母が肺炎を起こし入院し検査をした結果、プール熱(咽頭結膜熱)と判明し兄からの感染が原因だと判ったのは良いが、アデノウィルスの型が違っていた。
アデノウィルスは10種類以上のDNA型があり主に乳幼児が集団施設で感染するものだが、重症慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、じん肺)の母は、幼児期から抗体を持っている型ではないものに感染した。
日本では学校感染症に指定され、殆どの人が一度は感染し出校停止になり休んだ覚えがある筈だ。
私は毎日、飲み物や食事の出来そうな物を作って病室へ行き、身体を清拭したり、寝たきりで動けない母をトイレまで連れて行ったり、オムツや衣服の交換など看病しに通った。
8日間の入院後、退院し更に10日間自宅で看病と介護をしていた。
風邪薬や鎮痛解熱剤で薬疹を起こす私は、いつ発症するか怖かったが、兄を5日間、母を18日間も連続で看病したのに私は感染しなかった。
恐らく幼児期にアデノウィルスに感染していたことで抗体が出来ていたのだろう。
思い出してみると、娘たちも保育園の時にプール熱に感染したが私は何ともなかった。
そして私も母の自宅から帰宅したら、今度は次女が上気道炎を起こし発熱と鼻水、鼻づまり、嘔吐をし、また看病している。
私の遺伝性だと言われ、小児慢性疲労症候群、小児線維筋痛症と診断された長女はケロっとしている。
私と長女は体質が似ているのか、皮膚病や感染症など同じような病気になりやすい。
以前、長女は疲労からジアノッティ症候群と言われ治療を受けたが、今でも時々疲れが溜まると指先にポツポツとした湿疹が現れチアノーゼを起こすことがある。
母はまだ微熱が続き、食欲もなく、殆ど起き上がることも話すこともつらく、カンジタ症を引き起こし、一向に回復していない。
入院中に抗生物質の点滴を何本も打たれ、退院後も抗生物質の錠剤を服用しているにも関わらず症状が改善されないのは何故なのか判らない。
兄の報告では一般的な対処療法の服薬で回復したそうだが、母は同じように対処しても変化しない。
このように普通では、抗体によって感染しても発症しない筈のものが何度も繰り返され、薬剤によって死滅されたり、改善される筈の症状や、消滅しないウィルスや細菌が同じ家族内でもそれぞれあり、医師でも原因が判らず対処しても適応されない病状がある。
私だけが慢性疲労症候群と診断され、主症状が強く重症化したが、主治医が言う通り、『家族内多発』の可能性は大いにあり得ると考えられる。
私の主治医は血液学、輸血が専門であり、元々膠原病の専門医であるため海外でも非常に有名な医師だ。
DNA解析には、まだ時間が必要だろうが家族間の血液内に似たようなDNA変異が見つかれば、きっと慢性疲労症候群の原因や要因が発見出来るのではないだろうか。
私の家族に共通しているのは、季節性や流行性の風邪症候群には強い抵抗力を持っているが幼児期に感染した経験のあるウィルス性の風邪様症候群を何度も繰り返す部分だ。
恐らくその主格は、レトロウィルス。
私の父親は殆ど風邪を引かなかったが、日本人の大多数が患っていると言われる、ちくのう症(慢性副鼻腔炎)があり、兄も、元夫も、長女も、ちくのう症がある。
母と私、次女にその症状はない。
慢性疲労症候群は、女子が羅患した場合に女児を出産すると80%以上の確立で遺伝すると言われた。
母子感染ではなく、遺伝する仕組みから兄が健康体で生活しているのと、風邪に弱い体質に何らかの因果関係はないのだろうか。
私は今回の出来事で、固体が持つ抗体や常在菌と発症の仕組みに疑いを抱いた。
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